マネ太郎のお金ブログ

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【お金と食料】日本の食料自給率、世界の食糧や経済の流れを理解しよう【小麦動向の記事あり】

こんにちは。

食料自給率って知っていますか?

 

わたしたちが日頃飲食している食材たちが、自分たちの国でどのくらい賄えているかの指標が食料自給率です。

 

食料自給率について詳しく知りたい方はこちらのリンクをご覧ください。

【食料自給率とは:農林水産省

 

https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/011.html

 

食料自給率の意味はわかりましたか?

意味が理解できたら次にいきましょう。

 

日本の国内食料自給率は低水準を維持しており、

カロリーベースでは38パーセントほどです。

 

国内のもので賄えてないので、

日本は食材のほとんどを海外に頼っています。

 

国内の小工料自給率を上げる方法がないにか気になりますよね?

それが以下です。

 

食料自給率を上げるためにはどうしたらいいのか?

日本の食料自給率は戦後大きく低下の一途を辿り、昭和40年度には73%だった自給率が、平成22年度には39%まで落ち込みました。米や砂糖などを除くほとんどの食料の自給率が昭和40年当時に比べて著しく低下し、その分を輸入に頼っているのが現状です。この数値は、世界の主要先進国の中でも最低水準に値します。
 これは、私たちの食生活がこの数十年の間に大幅に変化したことが大きな原因の一つであると言われています。以前は米や野菜などの自給可能な食料を中心とした食生活でしたが、年々冷凍・加工食品や脂肪分の多い食品などの摂取量が増えています。そしてそれらの食品は、原料を輸入に頼っている場合が多いのです。
 しかし、問題なのは冷凍・加工食品ばかりではありません。肉や卵、調味料など一見国産に見えるものでも、実は原料や飼料のほとんどが輸入品である場合が多く、自給率低下の一因となっています。そのため、日本の代表的メニュー「天ぷらそば」も食材の約80%は輸入品、という驚くべき現実があります。
 食料自給率をあげるための取り組みとしては、①「いまが旬」の食べものを食べる、②地元でとれた新鮮な食べものを食べて、国産の食べものを応援する、③ごはんを中心に、野菜たっぷりのバランスのよい食事をする、④残さず食べて、食べ残しを減らす、⑤国産の食べものにもっと興味を持つなどの取り組みがあります。
 フードアクション日本のホームページで詳しく紹介しています。
 食料自給率向上に向けた国民運動「FOOD ACTION NIPPON」公式サイト。
  (http://www.syokuryo.jp/index.html

 

食料自給率を上げるための試みがいくつかありますね。

 

みなさんは何番のものができそうですか?

 

地球環境に配慮した試みは世界各国で行われていますが、これは一時的なものではなくて、未来永劫わたしたちに課せられたミッションでもあります。

 

日常生活も送りながら環境のことに目を配ってやるっていうのはなかなか大変なことに感じますよね。

 

アクションを起こしたはいいものの取り組みが長く続かないなんてこともあります。

 

コツとしては自分が取り組みやすいものからやっていくことです。

 

 

カロリーベースでは基準値に達していない日本ですが、視点を変えれば本国ならではのメリットを活かした試算も出ています。

 

生産額ベースの食料自給率

直近(令和元年度)の値は、食料全体の供給に要する金額の合計(15.7兆円)に占める国内生産額(10.3兆円)の割合を計算し「66%」となっています。

 

カロリーベースが40%弱なのに対して、生産額ベースで見ると国内で66%です。

(その他、重量ベースでも試算されています)

 

カロリーベースと生産額ベースは何が違うのか。

気になる方は以下の解説をご覧ください。

 

・2つの食料自給率の違い

カロリーベースの食料自給率は、単位重量当たりのカロリーが高い、米、小麦や油脂類の影響が大きくなります。一方生産額ベースの自給率は、単価の高い畜産物や野菜、魚介類の影響が大きくなります。また、総じて輸入品より国産品の方が高いので、国内生産額は高くなり、結果として生産額ベースの自給率はカロリーベースより高くなります。これは、付加価値が高く高品質な農産物を生み出しているという日本の農林水産業の強みが反映されているともいえます。

 

※高品質な日本産は付加価値が高いため、生産額ベースも高くなります

 

生産額ベースはあくまで経済学的視点での指標ですが、日本の強みがよく表れている数字だと思います。

 

わたしはパンが好きなのでここでおひとつ記事をご紹介します。

 

食用自給率を考える上での一例として、世界的な小麦需要と、昨今言われているサステナビリティ、気候変動の関連性について数値も交えながらグローバルな視点で書かれている記事ですので興味ある方はぜひご覧ください。

sustainablejapan.jp

 

人間社会にとって必要な食糧もいつかは枯渇すると言われています。

 

一人ひとりが地球に生まれてきた意味や役割を考え、できることからコツコツとアクションを起こしていくことが大切です。

 

確かに、ビジョンが大きすぎて身近に感じられず、結果もすぐには出ないかもしれません。ですが、まずは自分の身の回りから良くなるように努力してみましょう。

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